薬理学実習

薬理学実習なるものがありました。
実習項目はいくつかありましたが、時間の都合上2つだけしかできませんでした。
 
交感神経・副交感神経作用薬による血圧調節
まあ何をするかざっくり言うと、アドレナリンとアセチルコリンを投与して血圧変化を追いましょう、ということで
僕はアセチルコリンをひたすら投与する担当でした。なので、アドレナリンはデータなし。
何をどんくらい投与したかはここではおいといて。
 
AChとphysostigmineの投与
physostigmineはAChE阻害薬なので、おそらく、ACh分解が減ってドカンと血圧下がるでしょう、みたいな。
結果

最後の急激なカーブが気になるけど、たいして差がない…
t検定してみたけどp=0.39
考察としては、physostigmineが効いていなかったか、AChEで分解されても十分量のAChがもともと出ていたか、とかそんな感じ。
 
AChとatropineの投与
atropineはムスカリン型受容体の(競合)阻害薬です。AChムスカリン型、ニコチン型受容体のどちらにも結合するが、心臓に分布するのはムスカリン型受容体なので、おそらく、副交感神経刺激が入らなくなるだろうと。
結果

まあ、微妙に阻害されているっぽい。
けど、有意な差はこの実験上はなかったりする。
atropineを高濃度にして、AChも高濃度にしてみました。

高濃度AChで血圧が低下したので、この阻害薬は競合的です、とかレポートに書いてほしいんだろうなあ…
とりあえずここまで。
アドレナリングループとデータ集めて明日もう発表とかどんだけ過密日程。