同時2階定数係数線形微分方程式
について、1階微分を、2階微分をとおくと
と書きかえられる。
このを微分演算子という。
また、この微分演算子の多項式を微分作用素という。
微分作用素のをとおいて代数方程式としたものを特性方程式という。
・・・(1)
2階の場合
かつ実数
かつ虚数
の3通りがある。
共役複素数解の場合
実数係数より共役複素数を解に持ち、
とおける。
基本解は
となるので
とおくと実関数で表すことができる。
これを利用すると、(1)について、適当な定数、を用いて
(が実数解の時)
(が虚数解の時)
となる。
これをRでプロットしてみる。
phi<- runif(1,0,1/2) #phi<- 0.25 #p<- seq(0,0.9,by=0.005) c1<- c2<- 2 b<- 0.1 col<- 1 for(phi in p){ x<- seq(-200,100,by=0.01) if(phi<=1/4){ r1<- -b/2 + sqrt(1-phi)/2 r2<- -b/2 - sqrt(1-phi)/2 y<- c1*exp(r1*x)+c2*exp(r2*x) }else{ y<- exp((-b/2)*x)*(c1*cos(sqrt(abs(1-phi)/4)*x)+c2*sin(sqrt(abs(1-phi)/4)*x)) } plot(x,y,main=round(phi,3),lwd=1.5,type="l",col=col,#axes=FALSE, ylim=c(-1,1)*500,xlab="",ylab="") col<- col+1 }