酸素解離曲線 その2

MikuHatsune2012-09-10

酸素解離曲線をやっていたのだが、SpO2が100%になるときの推定が設定不十分だったので、パラメータを設定して推定しなおした。
SpO2=100%とPaO2=98Torrが対応するらしいのでその値も加えた。
曲線の形がなんかうまくいかなかったのでこちらはLL.4による推定にした。
低PaO2の領域は、理論上はヘモグロビンの結合具合から計算云々とサイトに書いてあるが、臨床上、実のところどうなっているのかは測定不能(それやったら死んでる)なので、立ち上がり具合が本当にS字曲線になるのだろうか…

library(drc)
SpO2 <- c(0, 50, 75, 85, 88, 90, 93, 95, 98) #SpO2の値
PaO2 <- c(0, 27, 40, 50, 55, 60, 70, 80, 100) #PaO2の値

sig2 <- drm(SpO2 ~ PaO2, fct=LL.4(fixed=c(NA, NA, 100, NA)))
plot(sig2, xlim=c(0, 100), ylim=c(0, 100), log="")
sig2
A 'drc' model.

Call:
drm(formula = SpO2 ~ PaO2, fct = LL.4(fixed = c(NA, NA, 100,     NA)))

Coefficients:
b:(Intercept)  c:(Intercept)  e:(Intercept)  
     -2.77761       -0.02002       26.96873