2012-01-23から1日間の記事一覧

コンパートメントを増やす

このモデルは血管のみの1コンパートメントモデルであるが、消化管・血管・肝臓・腎臓・脳etc…とコンパートメントを増やすことができる(静脈麻酔薬のモデル。これとかこれ)。 各コンパートメントでの流入出量を出せば、行列的な微分方程式となる(はず)。

腎機能障害などで排泄が悪い場合

微分方程式の比例係数が低下したとする。 投与間隔は変えることなく、濃度を自由に調節したい場合は…

間隔を変更した場合の効果

投与間隔を半分にしてみる。 time_interval <- seq(0, 1, by=0.05) #投与間隔 nt <- 0.5 #間隔の変更 blood_conc <- y0 max_conc <- 1 #愚直に計算する for(i in 1:(N - 1)){ blood_conc <- append(blood_conc, y(time_interval, tail(blood_conc, 1))) bloo…

適当な濃度域内に調節したいとき

濃度を定常状態でになるようにしたいとする。 このとき、次の2式が成り立つ。 これを解くと、とをそれぞれ とすればよい。

投与量を変更した場合の効果

投与量を何倍かに増量(減量)した場合、どうなるか。 time_interval <- seq(0, 1, by=0.05) #投与間隔 y0 <- 100 #1回の注射で投与する量 k <- 0.2 #上の関数 y <- function(dose_time, y_start){ return(y_start * exp(-k * dose_time)) } N <- 100 #投与…

1/23 MIKUセミナー 薬物動態

成長と減衰を薬物動態で考える。 投与量を変更した場合の効果 適当な濃度域内に調節したいとき 間隔を変更した場合の効果 腎機能障害などで排泄が悪い場合 コンパートメントを増やす