第十章 第三の基数
10進法で表される数字Mを、r進法で表したとき(例えば2進法)、各桁は0か1で、これがw桁並ぶとする。
このとき、本中では効率rwを定義していた。
今日はNKメインで、各桁同じ数字ではなく、各桁をrで統一しない進法(こちら)で一般的に「効率」というものを追求してみよう、という話。
この進法を、まあ一般進法と仮に名前をつけておこう。
定義
:10進法表記のときに表したい数値の最大値
:一般進法のときの桁数
:一般進法のときの桁目の取りうる値
何を固定するかで大変だった。
本中では、例えば999999までの時速メーターを表示するのに、0〜9までのメーターが6つ必要、ということで効率を60と計算して、基数2と3の時とを比較していた。
が天から与えられたとして、をなるべく小さくしたい。
このとき、変数はと。
によって表すことのできる10進法の数値は、最大で。つまりは満たしてくれないといけない。
このとき、を小さくするには、大学入試必須の相加相乗平均を用いて
等号成立は
、、といじくってシミュレーションしてみたい。