と表される微分方程式を。線型2階微分方程式というらしい。
これを解くには、特解をひとつ求めることがコツらしい。一般解と特解の差
とすると、とは上式を満たすから、
となる。従って、関数は、斉次微分方程式
を満たす。
一般解は、
の形になる。
、が定数のとき、
を解くのは簡単らしい。というのも、この方程式の解の形は
になるからである。
として、上式を解いてみる。
となり、をについて解くおなじみの二次関数の判別式問題になる。
一般解はとなるが、
判別式が
(1)のとき
はふたつの実数解をとる。なので、一般解は
となる。
(2)のとき
は重解をもつ。このとき、は解であるが、も解になるらしい。なので、一般解は
となる。
(3)のとき
はふたつの複素数解をもつ。それらを、とすると、
(、、を用いた。)
となる。