という反応式があり、濃度をそれぞれと表すと、質量作用の法則から
となる。以降、簡単に
という反応を考える。が
の濃度、
が
の濃度とすると、
が成り立つ。を消去して
という、非線型2階常微分方程式が得られる。を用いると、
なので、上式は
ただし、とした。積分して
となる。二次方程式はの形にできるので、変数分離で積分することが可能である。
二次方程式の解はそれぞれ、、
である。簡単のため
とする。
部分分数分解して
についてがんばって解くと、
となる。ただし、である。
初期値が与えられたならば、
から
となる。
さて、問題は平衡状態、つまりのとき、どうなるかである。
がせっかく求まったので、
より、
となる。