読んでる。
ジェネラリストのための内科診断リファレンス: エビデンスに基づく究極の診断学をめざして
- 作者: 上田剛士,酒見英太
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2014/02/10
- メディア: 単行本
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非心原性肺水腫のMEMOで、膠質浸透圧がTPを用いて
で近似できるとある。
TPが5 g/dl で CP 15 mmHg (正常は28 mmHg)となる。
beta <- c(2.1, 0.16, 0.009) # 係数 TP <- seq(-20, 10, length=1000) # 総蛋白量 colloid <- rowSums(sweep(mapply(function(x) TP^x, 1:3), 2, beta, "*")) # 膠質浸透圧 plot(TP, colloid, type="l", lwd=2, xlab="Total protein [g/dl]", ylab="Colloid osmotic pressure [mmHg]") abline(v=c(6.7, 8.32), lty=2) # TPの正常範囲 abline(h=28, lty=2) # 膠質浸透圧
しかし、数学いらずの医科統計学では、線形多項式回帰は計算が楽で頻用されるが、このモデルに従う生物現象はほとんどないと言っているので、これをTP < 0 にまで拡張してプロットすると、常に単調増加で TP = -5 あたりで点対称なグラフなのだが、たぶんこれはTPが現実あり得る 5 から 10 くらいの範囲で、手計算がなんとか可能な範囲で無理やり適当な多項式に回帰した過去の産物なのだろうと信じたい。
現代の計算機パワーなら、上記の範囲で指数関数でも考えたほうが汎用性が高そうじゃない?(適当
- 作者: 津崎晃一
- 出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル
- 発売日: 2011/03/24
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