読んだ。
これに1989年と1976年に出た別冊ジュリスト医療過誤判例百選と医事判例百選の5冊がある。法律素人だが非常に面白かった。麻酔関連の訴訟でなにかあるかと思って読み始めたが、医療水準の変化や法的解釈、民事と刑事裁判の違いなどいろいろ勉強になった。
5冊もあるが半世紀近く経っているので、内容は様々に変遷しており収録されている判例もかなり変わっている。特に1989年と1976年の判例集はもはや現代ではありえないような医療が行われているので必ずしも読む必要はないが、医療の歴史という意味では読む価値はあるかもしれない。特に国民皆保険制度が始まっての判例は正直なところ法律素人なので解釈とか判例の意味がわからなかったが、興味があれば読んでみるといいかもしれない。
次の判例百選が出たら普通に買ってしまうと思う。