読んだ。
基本行政法と並んで評価の高い、いわゆるサクハシ本である。安いのを見かけて買って積んでいたがその間に7版が出ていた。
試験対策としては行政救済法がメインなのだから組織法、作用法ときて救済法を勉強するのは頭にはいってきにくい、みたいな言説をどこかで読んだような気がするのだが、一般的な行政法の基本書らしく、組織法と作用法から先に書いてある。
そしてとっつきにくさを更に増すのが、フォントである。なんか読みにくい。のに、平文が読みにくい明朝体なのに、青字の重要箇所はゴシック体だから、読んでいて気持ちが悪い。だが、本文の書き方は非常に平易(に思える)ので、読み続けていたらそれなりにすっと入ってくるように感じた。
フォントの気持ち悪さは7版では一般的なフォントに変わっていて、立ち読みで確認した分には解消されたように思う。
判例は行政判例ノートとリンクしており、本文では判例のタイトルと、ごく一部について要旨しか書かれていないので、判例ノートか、百選があったほうがいいと思われる。
試験向きかどうかでいえば、基本行政法のほうが日本評論社の基本書(基本刑法)にありがちな事例を題材にした短文問題とその思考法が記載されているのでよさそうだが、基本行政法に限っていえばそれを解くための関連法案が載っているのでその分ページ数がかさむと思った(基本行政法が500P、サクハシ行政法が400P)。
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