スタンダード所得税法

読んだ(第3版)。

最新版は第4版だが税制の改正に合わせてか版もしくは補正版が2-3年ごとに出ている。

お金や節税に興味があるので租税法を選んでみたわけだが、租税法の勉強をしようとすると租税法総論、所得税法法人税法消費税法相続税法、国際課税と細かくでてきてなおかつそれを1冊の本にしようとすると各税法の分量が小さくなって結局よくわからん感じがする。
というわけで司法試験・予備試験に割り切って所得税法法人税法だけしっかりやろうと思ったら、基本書としてはスタンダード所得税法とスタンダード法人税法になる。

しかしながら所得税法だけ学ぼうと思ってもスタンダード所得税法は500P超えているし読むのきついな…と思っていたら、確定申告に重要な10の所得について書いてあるChapter Ⅱをがんばればあとはスルスルっと入ってきたような気がする。
とはいっても判例の説明も、わかりやすかったものもあれば、少し理解が難しかったものもあるので、余力があればまた読めれば…いいなあ。
総ページ数が324(1版)→480(2版)→550(3版)→584(4版)とどんどん分厚くなっていってるのがなかなか手を出しにくい、気がする。
スタンダード法人税法は400P(実は2版を買ったので360P)なのでまだ読みやすそう。

租税法は伊藤塾が充実していないので辰巳を使うしかない。
ここの論点集も目を通してみると、スタンダード所得税法で言っていることが少し理解できた。