胸部外科の手術、麻酔的なこと

胸部外科 (75巻10号) | 医書.jp
気胸のところで、高濃度酸素にするとよいのがなぜかよくわかっていなかったのだが、Ⅰ度気胸のみが経過観察が可能で、胸腔容積の15%までに相当する。胸腔内の空気は1日に1.25%が自然に吸収されるらしく、10日程度で自然治癒する。
酸素は胸腔内空気の4倍速く吸収されるそうなので、酸素吸入療法は推奨される、そうだ。

胸部外科 (73巻10号) | 医書.jp
合併症を有していたり、気管支形成や椎体切除を伴うなど、高リスク、高侵襲な手術についての話が
小児外科的な手術についての記載も多く参考になった。
残肺全摘出の適応年齢は右側70歳、左側75歳までが安全らしい。

胸部外科 (72巻10号) | 医書.jp
手術手技には明るくないが、弁置換でどうアプローチしたり縫ったりしているのかが少しわかった、気がする。