2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

重回帰のときに必要なデータの数はパラメータの数の10倍です

読んだ。 J Clin Epidemiol. 1995 Dec;48(12):1503-10. パラメータ数が のデータを標本数 個観測して重回帰なりなんらかの回帰分析を行うのだが、「標本数はいくつあったらいいんですか?」と聞かれることが多々ある。そういうとき、パラメータの10倍(10)あっ…

Rで楽しむ統計 (Wonderful R 1)

読んだ。Rで楽しむ統計 (Wonderful R 1)作者: 奥村晴彦,石田基広,市川太祐,高橋康介,高柳慎一,福島真太朗出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2016/09/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見るCOI:著者のつぶやくはよく見かけるけど知り合いでは…

援助交際してそうなアニメキャラランキング2016をstanで考える

注意:本解析の結果と、実際に声優がそうであるかはまったく関係がありません。 援助交際してそうなアニメキャラランキング2015をstanで考えたことがあったのだが、2016年度版も集計されたので解析してみる。 2015年は以前にもやったが、2016年度分はスレを…

球面調和関数をR でやる

球面調和関数をrPython でやっていたが、R だけで完結するほうが、rPython に投げてやりとりするより圧倒的に高速かつ安定なので、頑張ってR でやった。 ゴールとしては、 となる係数 を求めることだが、これはルジャンドル陪関数が直交するという性質を利用…

Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践

読んだ。 (読んでた)Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 (impress top gear)作者: Sebastian Raschka,株式会社クイープ,福島真太朗出版社/メーカー: インプレス発売日: 2016/06/30メディア: 単行本(ソフトカバー)こ…

BUGS で学ぶ階層モデリング入門

読んだ。BUGSで学ぶ階層モデリング入門: 個体群のベイズ解析作者: Marc K´ery,Michael Schaub,飯島勇人,伊東宏樹,深谷肇一,正木隆出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2016/03/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るデータ置き場 階層モデリン…

Precision and Recall

機械学習の分野で分類性能の評価に適合率と再現率というものがある。 医学分野での分類には、たいてい病気/非病気のラベルの分類にはReceiver Operating Characteristic (ROC) 曲線と曲線下面積AUC を使うが、情報系ではPrecision-Recall curve (PRC) とF1 …

離散型物体データの球面調和関数展開

球面調和関数を使って.obj データを級数展開してくれるやつを後輩が書いてくれたのでやってみる。 例えばこれ(J Med Syst. 2014 May;38(5):20.)では、病気の肝臓と健康な肝臓をCT画像から構成して、球面調和関数による比較分類を行っている。 肝硬変が進んだ…