mendelayからデスクトップ版やword拡張を使わずにwordに引用文献を入れたかった

1万年と2千年ぶりに原稿書いて、という要望に応えてなんか原稿を書いている。
今までなんか書くときにはtexを使っていたので、文献の管理や引用の挿入はbibファイルで一人完結でやっていた。
文献の管理は無料という理由でとりあえずmendelayを使っていた。
www.mendeley.com
chrome拡張のweb importer を使えば、例えばpubmed なんかはいい感じで文献情報をすべて拾ってくれるし、journal のページに飛んてもだいたいいい感じで文献情報を拾ってくれていた。

話は変わって、なんか書こうよ、と誘われたので、複数人でファイルをやり取りする。しかもたいていwordである。
それならば最初からwordの参考文献機能で管理しておいたほうが手っ取り早い。
 
ググってみると、mendelayにはデスクトップ版があって、そのデスクトップ版にword 拡張機能、というのがあって、デスクトップ版での管理中の文献をそのまま作成中のwordに持っていける、というようである。
ここでおま環の話で恐縮だが、そもそも自分はubuntu 環境なので、microsoft 謹製のwordは入っていない。
最近知ったのだが、dropboxで管理しているwordファイルは、web版だとweb版wordで編集できるようである。これだともうwindows OS要らなくね?と思ったのだが、ヘルプによるとweb版wordには文献管理機能はないようである。
ということでwordがインストールされているPCで作業することになるのだが、自分の環境では職場とか公共の場とかのPCになるので、mendelayのデスクトップ版をインストールして自分のmendelayアカウントと紐付けて、というのが非常にはばかられる。

web版のmendelayでbibファイルを書き出してwordに持ってくればいいわけだが、wordの文献管理はxmlだそうである。
さてどうしたもんか。。。

結論から言うと、web版のmendelayのlibrary(管理している文献)のタブに、"Export to MS Word" というまさにword用にxmlを生成するボタンがあるのでこれでよかった。
ひとつずつ文献を選んでxml をN個作っても、出力したい文献をまとめてチェックして1つのxml を作っても、参考資料 > 資料文献の管理、からxml を選べば引用文献が自動で作成される。
あとはword 引用文献とかでググってなんやかんややる。

肥満患者の麻酔

読んだ。

肥満患者の麻酔

肥満患者の麻酔

COI:自費で購入
 
発売当初から興味があったので買ってみた。
個人的には、デブの麻酔には気道管理が一番問題になるのでそこのノウハウ的なものを期待していたのだが、「マスク換気困難なら意識下挿管するし、喉頭展開困難ならビデオ喉頭鏡使えばイチコロだから…」くらいの淡白さでしか書かれていなかった。だからといって意識下挿管のノウハウが書いてあるかというとそうでもなかった。
この本でむしろタメになるのが、肥満の病態と薬物動態の項だと思われる。肥満の病態は生理学だけでなく、術後管理の要点も書かれていて、集中治療をやらざるを得なくなった人としてはそこそこタメになった。
薬物動態についてはとにかくIBWを使えばよさそうで、IBWは簡便にはBMI 22 を目指せば良さそうだった。ただし、IBWでも過量もしくは過小になる場合の注意も書いてあった。
ほかは、肥満妊婦や小児の項もあった。

ただ、日本語で書かれた肥満麻酔の教科書がないので作る、的な前書きが書いてあったが、教科書にするにしてはアンチョコ本感が否めないので、英語ではどうかと思って調べてみると
academic.oup.com
www.ncbi.nlm.nih.gov
レビュー系では古い。

kindle unlimited は無料ってマジ?(執筆当時)

Anaesthesia for the Overweight and Obese Patient (Oxford Anaesthesia Library)

Anaesthesia for the Overweight and Obese Patient (Oxford Anaesthesia Library)

160Pしかないのが気になる。

Anesthetic Management of the Obese Surgical Patient (Cambridge Medicine (Paperback))

Anesthetic Management of the Obese Surgical Patient (Cambridge Medicine (Paperback))

ここらへんはペーパーバックで手頃な値段で買えそう。

一歩進んだ麻酔管理

読んだ。

一歩進んだ麻酔管理~常識は常に真実か?~

一歩進んだ麻酔管理~常識は常に真実か?~

COI:自費で購入

見開き2-4ページで1項目でさくさく読める。ページ余白が少なくなんか情報量多く感じる。
一歩進んだ、といいながらかといってその管理をして劇的に予後が改善するかというとそうでもないっぽい。
個人的にはM先生がLiSAで書いてたようなエビデンスの項が収録されていたので良かった。
 
興味深かった話が、帝王切開の脊麻時にノルアドレナリンをごく低量持続投与することで、絶対に低血圧許さないマンな麻酔をする、という話があったのだが、エフェドリン、ネオシネジン、ノルアドレナリンの力価について書いてある。
www.ncbi.nlm.nih.gov
話が急に飛ぶが、OPCABをするときに上級医から「OPCABのときは1/100希釈にした(1mg のノルアドレナリンを100ml の生食に溶かす)ノルアドレナリンを握りしめてやらないとダメ!! ちなみにこれのボーラスはネオシネジンよりちょっと強いよ!!」と教えてもらった。
OPCAB時の1/100 ノルアドレナリンのボーラスはここらへんでも多用されている。

続 麻酔科臨床の書 -A.M.C.心臓手術と麻酔の手引-

続 麻酔科臨床の書 -A.M.C.心臓手術と麻酔の手引-

  • 作者: 内藤嘉之,吉田和則,井出雅洋
  • 出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル
  • 発売日: 2011/05/19
  • メディア: 単行本
  • クリック: 2回
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A.M.C.心臓手術と麻酔の手引:実践9症例

A.M.C.心臓手術と麻酔の手引:実践9症例

  • 作者: 井出雅洋,吉田和則
  • 出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル
  • 発売日: 2017/06/12
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
これらの昇圧剤の力価は、

エフェドリン ネオシネジン ノルアドレナリン
0.1mg 8.4mg 5.8μg

がそれぞれ相当する、ということになっている。
エフェドリンはたいてい40mg のバイアルを10ml (4mg/ml)もしくは8ml (5mg/ml)にして1-2ml ボーラスすることが多いので、これがたいていネオシネジン1ml (1mg のバイアルを10ml に希釈して)のボーラスに相当する。
高齢者でネオシネジン 0.1mg もショットするとたいていジェットコースターになるので、0.05mg にしてチビチビ使うことがあるが、ネオシネジン 0.05 mg にするかエフェドリン 4mg にするか、ということでもよいっぽい。

OPCAB の話に戻って、1/100 のノルアドレナリンは10μg のショットになるので、ネオシネジンではだいたい1.7-2 倍相当の強さがある、と思われる。

アレルとgenotype の頻度を信頼区間付で求めたい

という質問を受けたので1万年と2000年ぶりくらいに遺伝統計やった。
雰囲気としては、こんな感じの値を求めたい。

f:id:MikuHatsune:20190831141253j:plain
Indian J Endocrinol Metab. 2014 Nov-Dec; 18(6): 850–854. のTable 1 より引用
www.ncbi.nlm.nih.gov
 
ここで、データとしては被験者たちのgenotypeを実験により決定(genotypingという)して、AA 44人、AC 58人、CC 10人という結果を得た。
まず、このgenotypeの頻度については、x_{AA}, x_{AC}, x_{CC} がそれぞれ人数を表していて、表記上x_1, x_{2}, x_{3} と対応させて、なおかつx_1+x_2+x_3=n とする。
各genotype の頻度p_1, p_2, p_3p_i=\frac{x_i}{n}であるが、各genotype は多項分布からサンプリングされると仮定すると、多項分布の期待値はnp_i, 分散はnp_i(1-p_i) である。
信頼区間\mu\pm Z_{1-\frac{\alpha}{2}}\sqrt{\textit{Var}} で求められるが、genotype が少ないとT分布くらいにしておいたら良さそうなので

x1 <- c(MM=44, MN=58, NN=10)
x2 <- c(MM=46, MN=57, NN=15)
AlleleGenotypeFreqCalc(x1)$GenotypeFrequency
           Frequency    lowerCI   upperCI
MajorHomo 0.39285714 0.30142061 0.4842937
Hetero    0.51785714 0.42430584 0.6114084
MinorHomo 0.08928571 0.03589828 0.1426731
AlleleGenotypeFreqCalc(x2)$GenotypeFrequency
          Frequency    lowerCI   upperCI
MajorHomo 0.3898305 0.30092124 0.4787398
Hetero    0.4830508 0.39195381 0.5741479
MinorHomo 0.1271186 0.06639384 0.1878434

となりそれっぽくなった。
 
genotype は集団からgenotyping でデータを得られるが、実際に知りたいのはその元となったMとNが集団内にどれだけ存在しているかである。
遺伝学的には、MM、MN、NNの個体が交配することで、生物学的にはMとNを切り離し、確率的にはランダムで父方と母方のMもしくはNをもらうことで、次世代の個体のMMかMNかNNとなり、それが観測される。
MM、MN、NNの個体の数からMとNの数を推定するのは、HWEを利用すれば可能で、例えば
ここ(PDF)では、アレルの頻度p_M(小文字で、なおかつこのページの上部のgenotype の頻度で使ったpとは違うことに注意)は、genotype の頻度P_{MM}(大文字)より
p_M=P_{MM}+\frac{1}{2}\displaystyle\sum_{M\neq N}^{} P_{MN}
p_M の分散は
\textit{Var}(p_M)=\frac{1}{2n}(p_M+P_{MM}-2p_M^2) (小文字と大文字に注意)
になる。

AlleleGenotypeFreqCalc(x1)$AlleleFrequency
      Frequency   lowerCI   upperCI
Major 0.6517857 0.5939582 0.7096132
Minor 0.3482143 0.2903868 0.4060418
AlleleGenotypeFreqCalc(x2)$AlleleFrequency
      Frequency   lowerCI   upperCI
Major 0.6313559 0.5709773 0.6917345
Minor 0.3686441 0.3082655 0.4290227
library(HardyWeinberg)
alpha <- 0.05

AlleleGenotypeFreqCalc <- function(x=c(MM=44, MN=58, NN=10), alpha=0.05){
  HW.test <- HWChisq(x, verbose=FALSE)
  # アレル頻度
  AlleleFreq <- c(1-HW.test$p, HW.test$p)
  V2 <- (AlleleFreq + x[-2]/sum(x) - 2*AlleleFreq^2)/(2*sum(x))
  AlleleFreqCI <- cbind(AlleleFreq,
                        AlleleFreq-qnorm(1-alpha/2)*sqrt(V2),
                        AlleleFreq+qnorm(1-alpha/2)*sqrt(V2)
                       )
  rownames(AlleleFreqCI) <- c("Major", "Minor")
  colnames(AlleleFreqCI) <- c("Frequency", "lowerCI", "upperCI")
  # HWEからの頻度
  COV <- 2*V2[1]*(1+HW.test$f)
  GenotypeFreq <- c((1-HW.test$p)^2, 2*(1-HW.test$p)*HW.test$p, HW.test$p^2)
  GenotypeFreqCI <- cbind(GenotypeFreq,
                          GenotypeFreq-qnorm(1-alpha/2)*sqrt(COV),
                          GenotypeFreq+qnorm(1-alpha/2)*sqrt(COV)
                         )
  rownames(GenotypeFreqCI) <- c("MajorHomo", "Hetero", "MinorHomo")
  colnames(GenotypeFreqCI) <- c("Frequency", "lowerCI", "upperCI")
  # 多項分布からの頻度
  MultinomP <- x/sum(x)
  CI <- qt(1-alpha/2, sum(x))*sqrt(MultinomP*(1-MultinomP)/sum(x))
  MultinomFreq <- cbind(MultinomP, MultinomP-CI, MultinomP+CI)
  rownames(MultinomFreq) <- c("MajorHomo", "Hetero", "MinorHomo")
  colnames(MultinomFreq) <- c("Frequency", "lowerCI", "upperCI")
  return(list(input=x, AlleleFrequency=AlleleFreqCI, HWEFrequency=GenotypeFreqCI, GenotypeFrequency=MultinomFreq))
}

x1 <- c(MM=44, MN=58, NN=10)
x2 <- c(MM=46, MN=57, NN=15)
AlleleGenotypeFreqCalc(x1)
AlleleGenotypeFreqCalc(x2)

ワイヤレスイヤホン

買った。

カナル型、ランニングしててもまあ外れない。
IPX4 の防水だが汗、シャワーくらいはなんとかなっている。
両方独立型で、片方だけで音楽が聴ける。
電池の残りが多いほうが親機になるが、おそらくその切替時に音が切れる。再起動でなんとかなる。
通話はそこそこの音質。
ボタン式のコントロール。みぎ側が音量、ひだり側が次の曲回し。
電池もちがやばいくらい持つ。10時間は伊達じゃない。1日の旅行は余裕で持つ。
ケースに適宜入れて充電していれば3日くらい余裕で持つ。

結論:困ったことは金で解決、早く買うべきだった。

血液ガス白熱講義150分

読んだ。
COI:ローテーターが持っていたのを読んだ。

竜馬先生の血液ガス白熱講義150分

竜馬先生の血液ガス白熱講義150分

150分講義、ということだが血液ガスについて知っていれば一時間くらいで通読は可能である。
A-aDO2 の項は勉強になったが、酸塩基平衡については、いつも話題になるけど覚えていない「代謝性/呼吸性のアシドーシス/アルカローシスを代償するときのCO2 もしくはHCO3 の変化幅は…」というところは、「たくさんのデータを眺めて算出されたそれっぽい値」ということになっていて、覚えやすい語呂合わせとかそういうのはなかった。ネットでググれば出てくるような話だったのでこの本を買わなければいけない強い理由はないが、2000円なので価格だけは推薦できる、と思う。

多浪女性だけど医学部に合格したい

結論から言うと福岡大学多浪を重視、OR=1.31)は多浪女性でも医学部合格しやすいかもしれない。ただし女性であることで合格しやすいかは有意差がない。
現役女性に限って言えば、女性で合格しやすいのは三重大学(OR=1.23)、弘前大学(OR=1.34)である。




BubbleChartIDe427b1723cc








以前、こんなことをやった。
mikuhatsune.hatenadiary.com
東京大学のみならず、81医学部についてのデータがあり、かつ、現役世代の18歳から、19〜22歳までの受験者数と合格者数のデータもあるので、
・男女での合格に差があるのか
・年齢別で合格に差があるのか
を前回と同様に複数年度の受験結果を用いてメタアナリシスして、ORを出して二次元プロットして、合否に性差もしくは現役浪人差があるのかないのかを特徴づける。ただし、東京女子医科大学は女性しか受験者かつ合格者がいないので、女性で最大の合格ORだった弘前大学(OR=1.34)より大きい値として適当にOR=1.4 を割り当てた。
ついでにインタラクティブに見れると楽しいので、googlevis を使ってみた。
mikuhatsune.hatenadiary.com

気になる大学を見つけてマウスを合わせると、
・x軸が男女差のOR(男性からみた女性の合格率で、ORが大きい(みぎ)と女性なら合格しやすい、ORが小さい(ひだり)と女性なら合格しにくい)で、y軸が現役浪人のOR(ORが大きい(うえ)と浪人生が合格しやすく、ORが小さい(した)と浪人生が合格しにくい)
・色は男女差、現浪別のORが有意差(0.05)をもつかもたないかで、多重補正はまったく考えていない
・円の大きさはZ score 偏差値(2019医学部偏差値ランキング | 医学部受験バイブル からパクって、山梨大学自治医科大学藤田保健衛生大学は適当に67にした)
を表している。

特徴として、医学部受験性は
男女にとらわれず、現役生なら東京大学を受験するのがよさそう(男女OR=0.97、現浪OR=0.18)。
男女にとらわれず、浪人生なら久留米大学(男女OR=0.96、現浪OR=1.63)、鳥取大学(男女OR=1.0、現浪OR=1.64)を受けるのがよさそう。
現役男性は順天堂大学(男女OR=0.58、現浪OR=0.64)、九州大学(男女OR=0.60、現浪OR=0.73)を受けておくのがよさそう。
現役女性は弘前大学(男女OR=1.34、現浪OR=0.75)を受けるのがよさそう。
浪人男性は東北医科薬科大学(男女OR=0.61、現浪OR=2.56)、新潟大学(男女OR=0.68、現浪OR=2.39)、山形大学(男女OR=0.71、現浪OR=2.14)を受けるのがよさそう。

library(meta)
library(googleVis)
dat <- read.csv("data.csv", stringsAsFactors=FALSE)

gokei <- dat[,4] == "合計"
d0 <- dat[gokei, c(3,5,6,8,9)]
private <- dat[gokei,2]
d1 <- cbind.data.frame(d0[,1], mapply(function(z) as.numeric(gsub(",", "", as.character(d0[,z]))), 2:5))
colnames(d1) <- c("Univ", "n.ctrl", "n.trt", "col.ctrl", "col.trt")
u <- as.character(d1$Univ)
idx <- mapply(function(z) c(0,1,3,4) + z, grep("年度", colnames(dat)), SIMPLIFY=FALSE)
d2 <- mapply(function(w) mapply(function(z) as.numeric(gsub(",", "", as.character(dat[gokei, w][,z]))), 1:4), idx, SIMPLIFY=FALSE)

dat1 <- dat[-c(1:2),which(dat[2,]=="計")]
dat1 <- matrix(as.integer(unlist(dat1)), nrow(dat1))

# 各年度
d4 <- mapply(function(z) cbind.data.frame(u, z), d2, SIMPLIFY=FALSE)
for(i in seq(d4)) colnames(d4[[i]]) <- c("Univ", "n.ctrl", "n.trt", "col.ctrl", "col.trt")

ronin <- function(mat){
  tmp1 <- apply(matrix(mat[2,], nc=2, byrow=TRUE), 2, rep, each=4)
  tmp2 <- do.call(rbind, mapply(function(z) matrix(mat[z,], nc=2, byrow=TRUE), 3:6, SIMPLIFY=FALSE))
  i <- c(outer(((1:4)-1)*6, 1:6, "+"))
  tmp3 <- cbind(tmp2[i,], tmp1)
  colnames(tmp3) <- c("n.trt", "col.trt", "n.ctrl", "col.ctrl")
  tmp3
}

# 各大学の男女差と浪人差を行う
d5 <- do.call(rbind.data.frame, mapply(function(z) z[u == "東京大学",], d4, SIMPLIFY=FALSE))
d5$Univ <- paste0(2018:2013, "_", as.character(d5$Univ))
age_idx <- c("19歳", "20歳", "21歳", "22歳")
res <- matrix(0, length(u), 4)
for(i in seq(u)){
  d5 <- do.call(rbind.data.frame, mapply(function(z) z[u == u[i],], d4, SIMPLIFY=FALSE))
  d5$Univ <- paste0(2018:2013, "_", as.character(d5$Univ))
  b5 <- metabin(col.trt, n.trt, col.ctrl, n.ctrl, data=d5, sm="OR", studlab=Univ, comb.fixed=TRUE, comb.random=TRUE, label.e="女性", label.c="男性")
  ut <- dat[-c(1:2), 3] == u[i]
  x <- ronin(dat1[ut,])
  X <- cbind.data.frame("Univ"=c(mapply(function(z) sprintf("%d_%s", z, age_idx), 2018:2013)), x)
  b7 <- metabin(col.trt, n.trt, col.ctrl, n.ctrl, data=X, sm="OR", studlab=Univ, comb.fixed=TRUE, comb.random=TRUE, label.c="現役", label.e="浪人")
  res[i, ] <- c(b5$pval.random, exp(1)^b5$TE.random, b7$pval.random, exp(1)^b7$TE.random)
}
res[u == "東京女子医科大学", 2] <- 1.4          # とりあえず埋める値
res[u == "東京女子医科大学", 1] <- 0.00001  # とりあえず埋める値

hensati <- c(67,64,65,69,65,65,67,65,69,74,71,66,65,67,65,67,65,67,65,70,67,66,72,71,69,65,65,67,69,65,64,65,65,65,69,65,66,64,67,67,65,64,65,65,69,68,69,69,67,66,64,65,67,64,62,67,65,73,68,67,62,66,69,64,66,64,68,64,63,63,64,65,67,69,68,65,66,63,65,66,64)
flag <- 1*(res[,1] < 0.05) + 2*(res[,3] < 0.05) + 1
sig <- c("どちらも非有意", "男女差あり", "現浪差あり", "どちらも有意")[flag]
gdat <- data.frame("Univ"=gsub("大学", "", u), "gender"=res[,2], "age"=res[,4], significance=sig, size=res[,1], Zscore=hensati)

# googlevis 用のプロットオプション
ops <- list(
  fontSize=12, height=800, width=800,
  vAxis="{title:'← 現役有利 浪人有利 →', fontSize: 20, titleTextStyle: {fontSize: 30, bold: 'true', italic: 'false'}, viewWindow: {min: 0, max: 3}}",
  sizeAxis="{minValue: 61, maxValue: 75, maxSize: 15}",
  hAxis="{title:'← 男性有利 女性有利 →', fontSize: 20, titleTextStyle: {fontSize: 30, bold: 'true', italic: 'false'}, viewWindow: {min: 0.5, max: 1.5}}",
  bubble="{opacity: 0.3, textStyle: {color: 'black', fontSize: 6}}",
  legend="{position: 'top', textStyle: {color: 'black', fontSize: 10}}"
)

g <- gvisBubbleChart(gdat, idvar="Univ", xvar="gender", yvar="age", colorvar="significance", sizevar="Zscore", options=ops)
g$html$caption <- NULL
g$html$footer <- NULL
plot(g)
               Univ    gender       age   significance
1            北海道 0.7795549 0.8358955     男女差あり
2          旭川医科 1.1072457 1.1124023 どちらも非有意
3              弘前 1.3430755 0.7445803   どちらも有意
4              東北 0.8316471 0.7764137 どちらも非有意
5              秋田 0.9063561 1.2979681     現浪差あり
6              山形 0.7055803 2.1388523   どちらも有意
7              筑波 0.6991179 1.5509685   どちらも有意
8              群馬 0.8081662 1.1168925 どちらも非有意
9              千葉 0.8171945 1.0079015 どちらも非有意
10             東京 0.9743834 0.1760281     現浪差あり
11     東京医科歯科 0.8706480 0.5788984     現浪差あり
12             新潟 0.6808657 2.3894754   どちらも有意
13             富山 0.8421141 1.2412026     現浪差あり
14             金沢 0.7754830 1.0592769     男女差あり
15             福井 1.1072532 1.0803992 どちらも非有意
16             山梨 0.8400773 0.5890478     現浪差あり
17             信州 0.8659979 1.2853796     現浪差あり
18             岐阜 1.2190230 0.4947173     現浪差あり
19         浜松医科 0.9326345 1.2992796     現浪差あり
20           名古屋 0.6822946 0.6171088   どちらも有意
21             三重 1.2290965 0.9026513     男女差あり
22         滋賀医科 0.8513929 1.3432858     現浪差あり
23             京都 0.7048194 0.5555648   どちらも有意
24             大阪 0.8135480 0.9649404 どちらも非有意
25             神戸 0.9414366 0.8969217 どちらも非有意
26             鳥取 1.0010875 1.6347672     現浪差あり
27             島根 1.0373790 0.9665065 どちらも非有意
28             岡山 0.6835727 1.1800753     男女差あり
29             広島 0.9091040 0.8411865 どちらも非有意
30             山口 0.8191789 1.5228979   どちらも有意
31             徳島 1.2005137 0.7149804     現浪差あり
32             香川 0.9456194 1.2559985     現浪差あり
33             愛媛 1.1204252 0.9363107 どちらも非有意
34             高知 0.7014073 1.8211713   どちらも有意
35             九州 0.6010195 0.7278395     男女差あり
36             佐賀 0.9930771 0.9298034 どちらも非有意
37             長崎 0.9388264 1.0893053 どちらも非有意
38             熊本 0.7773319 0.8647244     男女差あり
39             大分 1.1167834 0.5773147     現浪差あり
40             宮崎 0.8924326 1.1936232     現浪差あり
41           鹿児島 0.9719078 1.2574617     現浪差あり
42             琉球 1.1014414 0.6890158     現浪差あり
43         札幌医科 0.9921191 0.6785030     現浪差あり
44     福島県立医科 0.8690277 0.7433259     現浪差あり
45         横浜市立 0.7455896 0.7368872   どちらも有意
46       名古屋市立 0.7994566 1.4448609   どちらも有意
47     京都府立医科 0.7578657 0.9077705     男女差あり
48         大阪市立 0.6544273 1.4000904   どちらも有意
49     奈良県立医科 0.7644644 0.7640460   どちらも有意
50   和歌山県立医科 0.9867701 0.8327582 どちらも非有意
51         岩手医科 0.8444440 1.3800626   どちらも有意
52     東北医科薬科 0.6120065 2.6578989   どちらも有意
53         自治医科 0.8869985 0.7625714     現浪差あり
54         獨協医科 1.0487767 0.9630485 どちらも非有意
55         埼玉医科 0.7333328 1.2052120     男女差あり
56     国際医療福祉 0.7868929 1.2577448     男女差あり
57             杏林 0.9602251 1.2664534 どちらも非有意
58         慶應義塾 0.7083041 0.3754968   どちらも有意
59           順天堂 0.5764011 0.6541914   どちらも有意
60             昭和 0.6339648 0.4714578   どちらも有意
61             帝京 0.9250509 1.1989886 どちらも非有意
62         東京医科 0.7576769 0.7077992     現浪差あり
63   東京慈恵会医科 0.9325814 0.3638655     現浪差あり
64     東京女子医科 1.4000000 0.6583648   どちらも有意
65             東邦 0.8698090 0.5312341   どちらも有意
66             日本 0.6616185 1.0207536     男女差あり
67         日本医科 0.8988065 0.7915679     男女差あり
68             北里 0.9392253 0.6936157     現浪差あり
69 聖マリアンナ医科 0.9096452 0.9156971 どちらも非有意
70             東海 0.9820955 0.7585251     現浪差あり
71         金沢医科 1.0785915 1.1580856 どちらも非有意
72         愛知医科 1.0809097 0.8511029 どちらも非有意
73     藤田保健衛生 0.9524440 0.7914505 どちらも非有意
74         大阪医科 0.7450630 1.1032199     男女差あり
75         関西医科 0.9348929 1.1583467 どちらも非有意
76             近畿 0.8097108 1.2662151   どちらも有意
77         兵庫医科 0.9040168 1.0794900 どちらも非有意
78         川崎医科 1.0692299 1.1115515 どちらも非有意
79           久留米 0.9607759 1.6301744     現浪差あり
80         産業医科 1.1261682 1.0523442 どちらも非有意
81             福岡 1.0771316 1.3134493     現浪差あり