読んだ。
COI:上司が持ってた。ペラい。正規で買っても5000円くらいなので妥当か。
なんとも言えないが、これ読んでもワンランク上の心臓麻酔はできなさそうである。そんなに高級な心臓麻酔はしていないのであれだが。
プロタミン/ヘパリン拮抗は0.73とか、ACT 135で出血合併症が増えるとか、そういう普遍的にどこでも通用しそうな話はよかった。
あと、成人先天性心疾患患者の予後とか、移植患者の出産とか、そういう特殊すぎて誰もしないだろう、みたいなやつの疫学とか。
「有意ではないが、○○は△△に比べて高いor低い傾向があった」っていう記述が何回も見られるけど、こいつら帰無仮説検定わかってんのかな?って思った(原著がこう言ってるのか、執筆者がそう解釈して言っているのかは検証していない)。
同じシリーズでこれが気になってるけど、心臓麻酔のクオリティがこんなんなら買うのためらっている。